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全日本フットサル選手権東京都決勝大会 vs. ペスカドーラ町田アスピランチ


こんにちは。

多分、引退ブログ前最後のブログになるであろう、4年の木村です。

4年の12月ということで、いよいよ卒論を本格的に書き進めなければならない時期になりました。

理系の多くは卒論をWordではなくLaTeXで書くのですが、その環境構築にかなり苦戦していました。そんな中、昨日同期の要くんに手伝ってもらい、なんとか無事に環境を完成させることができました。

普段はそこまで頭が良さそうに見えない要くんですが、勉強のことになるとやはり頼りになります。こういうところで同期のありがたさを実感しますね。

4年生は最近の練習ではBチームとして活動しています。残り少ない期間ではありますが、先輩として今まで学んできたことを少しでも後輩に伝えていけたらいいなと思っています。

また、Bチームでは最近、1週間ごとに1年生がキャプテンを回す取り組みをしています。キャプテンを経験することで、一人一人が「自分がチームを引っ張るんだ」という意識を持ってくれたら嬉しいです。

ただひとつだけ言うとすれば、締めの拍手のタイミングが下手なところだけは本当になんとかしてほしいです。

それでは全日本フットサル選手権東京都決勝大会のペスカドーラ町田アスピランチ戦の振り返りをしていきたいと思います。

試合結果

結果は2-5で敗北となりました。勝てば1月に行われる選手権関東大会への出場が決まる一戦だっただけに、非常に悔しい結果となりました。

試合は前半から相手にボールを握られる展開が続き、0-3のビハインドで前半を折り返しました。後半に入っても流れは大きく変わらず、苦しい時間帯が続きましたが、カウンターやセットプレーから2点を返すことができました。しかし、反撃もそこまでで、逆転には至らず、最終的に2-5で試合を終えました。

良かった点

良かった点はほとんどありませんが、強いて挙げるとすれば得点できたことです。

0−5で負けており、相手も油断していた部分はあったと思います。しかし、相手にボールを保持される時間が長く、守備の時間が続いて疲労が溜まっている中で、数少ないチャンスを生かして2点を返すことができたのは非常に良かった点だと思います。

また、これは試合内容そのものではありませんが、この舞台に立てたこと自体が、チームとしても個人的にも非常に良かったと思います。

普段の練習試合や公式戦で対戦する相手よりも数段レベルの高い関東一部のチーム、しかもプロチームの下部組織の選手たちと、公式戦という本気の場で戦えたことは、今後のチームにとって非常に大きなプラスになると感じました。

悪かった点

まず守備についてです。

ボールを奪うことがほとんどできませんでした。個人として能力で上回られている部分があるのは仕方ないと思います。相手は圧倒的に格上で足元の技術も高い選手がほとんどです。

しかし、守備は5人で行うものであり、ボールを奪うだけなら、組織的に相手をはめにいけば、格上の相手に対しても十分に戦うことができるはずです。

ここ最近の練習や練習試合を通しても思いますが、どこで、どのタイミングで相手にプレスをかけるのかを、もう少しチーム全体で擦り合わせていく必要があると思います。

次に攻撃についてです。

どのような形で攻撃をしていきたいのかを、チームとして共有していかなければならないと感じました。ピヴォ当てをした後の動きや走り方、下3で回すときや相手を押し込んだ状態でボールを回しているときのそれぞれの狙いどころなど、細かい部分の意思共有がまだ足りていないと思います。

現在の攻撃は個人に任せている部分が多いと感じます。今後、格上のチームと対戦するときに、チームとして明確で強い攻撃の形があれば、より戦いやすくなると思います。特に来年からクワトロに取り組んでいくのであれば、なおさらチーム全体で攻撃について考えていく必要があると感じました。

最後に

大学フットサル人生最後の選手権となりましたが、この大舞台に立つことができたのは本当に良かったです。後輩たちには来年もこの舞台に立ち、今年の雪辱を晴らしてほしいと思います。

残りわずかな期間となりますが、怪我なくフットサルを楽しみたいです。できれば神戸カップで優勝し、有終の美を飾れたら嬉しいです。

この記事を書いたプレーヤー
#15 KIMURA TOMOYA 木村 友哉