こんにちは。
今シーズンの関東リーグ振り返りブログの大トリを任せてもらいました、4年の北村です。
この試合は結果から述べると、後半残り1分のタイミングでわたくし北村が劇的決勝スーパーゴールを決め、勝利することができました。強豪 GAZILに対しどう攻め、どう守り、どう戦ったのか、その勝利への軌跡をここに記したいと思います。
前半
両セットとも守備と攻撃どちらもうまく出来ていたと思います。
しかしゴールを決め切ることが出来ず、前半中盤に相手の豪快なチョンドンで先制点を許してしまいます。失点後の良かった点として、失点後も焦ることなく下3で回して崩す意識をチーム全体で共有できていたことが挙げられます。
そして、失点から少し時間が経った前半13分に#14 しゅうどうのゴールで1-1に追いつきます。
このゴールはシュートに至るまでのパス回しが素晴らしいです。特に#88 えいじのスペースへのパスが完璧。
キャプテン#46 周が怪我により出場できない中、1年しゅうどう、2年えいじ、3年なかはる、4年(?)ブライトの全学年わくわくセットが活躍してくれました。
ナイスです。
引き続き、良い守備・攻撃を続けますが、得点を挙げることができず、前半を終えます。
後半
下3のボールもよく回り、前プレも効いていたため、何度か決定機を生み出しますが、決め切ることが出来ません。
そして、後半序盤にこの試合最大の決定機を僕が外しました。
GKと1対1の状況で宇宙開発ループシュートをかましてしまいました。
フットサルゴールを縦に3倍、右横に2倍大きくしてやっと入るレベルです。最悪です。
こういう所を決め切れば、楽に試合を運べるのですが、実力が足りませんでした。以後、「あれを決めていれば…」とずっと考えてしまい、生きた心地がしなかったです。
その後も、良い攻撃を展開するも決め切ることが出来ませんでした。
刹那の出来事
前後半を通して攻め続けるも中々ゴールネットを揺らすことが出来ず、チーム全体として体力的にも精神的にも苦しんでいた後半19分。
相手のクリアにより、敵陣セットプレーを得た瞬間です。
#16 増田がボールをセットし、セットプレーの合図とともに「バイ!」と声を出す。それに反応した自分も「オケーイ!!!」といつも通り声を出す。
実はここから先、私は「ゾーン」に入っており、あまり記憶と体の感覚がありません。
ひと時の静寂に包まれた会場に鳴り響く、審判のホイッスル。
気が付くと、私はガッツポーズをしていました。
ゴールが決まったようです。
このゴールで嬉しさと安堵の両方の気持ちが心を満たしました。
そのまま最後の1分も、相手のPP攻撃を守り抜き、結果2-1で勝利することが出来ました。
決勝ゴールを決めることが出来たのは、自分の力だけではありません。
チーム全員の心で決めた「魂のゴール」と言っても、過言ではないでしょう。
関東リーグを終えて
最終節もなんとか勝つことができ、関東リーグは7勝1分3敗で4位で終了しました。そして、神戸カップ出場が決まりました。素直に嬉しいです。
ただ、あと1勝していれば地域CL出場が決まっていたので、この結果に関しては悔しさもあります。まあ、たられば話をしてもしょうがないですね。
来年以降も、自分たちが叶えられなかった地域CL出場を目標にして練習に励んでもらいたいです。
最後に
大学生活最後のリーグ戦を本当に楽しませてもらいました。まずは部員全員に感謝です。
そして、これまでフットサル部を支えてくれた様々な方々へ感謝です。おかげで最後に良い結果を残すことができました。
引退ブログの締めみたいになってしまいましたが、我々4年生は3月開催の神戸カップにも出場する気満々です。
今後とも応援よろしくお願いします。
Tokyo Tech. F.C.