こんにちは。3年の仲田です。最近になって1つ考えるようになったことがあるので、はじめにそのことについてお話ししようと思います。最近「神様」がいるのではないかと思うようになってきました。われわれ人間は生活の中で様々な選択をしていて、その選択によってさまざまな成功や失敗というのを経験します。成功すれば、その選択は正しかったと喜んだり安堵したりして、失敗したらその選択をきっと後悔するでしょう。ただここで僕が感じているのは、失敗というのはあくまでその場限りのものであり、その失敗は結果として僕たちを良い方向へと導くものなのではないのか、ということです。これを僕はある意味で「神様がいい方向へと導いてくれた」と表現したわけです。ただ、実際は神様がいるかどうかではなく、その失敗は結果的に良いものであったと思い込んでいるだけかもしれませんが。。。ただし、その失敗をただの失敗と思うのではなく、その失敗を結果的に成功へと持っていこうとすることは非常に大切であると思っています。
(はじめ、こんなことを書こうと思っていませんでしたが、つい最近3年でスノボに行った際に車の中で起きている人の間でこのような話になったので、その際に話したことをさらに深堀りして書いてみました。)
神戸カップの流れ
まず神戸カップの概要について説明します(知っている人は読み飛ばしていただいて構いません)。神戸カップとは、神戸大学が主催している、各地域のリーグでそれなりに優秀な成績を収めたチームが招待される大会のことで、関東関西はリーグで3,4位のチームが、それ以外の地域では2位のチームが招待されます。僕たちは今年度関東リーグでエルレイナに次ぐ4位となったので神戸カップに出場することができました。
そして、対戦方式としては、まず計12チームが4グループに分かれて総当たり戦を行い、各リーグ1位のチームが準決勝、決勝、3位決定戦を行うといった感じです。ちなみに、総当たり戦はプレイング15分、準決勝、決勝はプレイング20分で、引き分けの場合即PK戦です。
神戸カップに至るまで
全日本選手権vs.アスピランチが終了してから、テックは4年生がBチームとして活動し、Aチームは都大に向けたメンバーで練習を行っていました。そして、実際に神戸カップに向けたメンバーでの練習が再開されたのが、東京フェス終了後の2/26以降だったので、メンバーそろって練習することはほとんどないまま神戸カップ本番を迎えることになりました。また、2月中旬から下旬にかけて体調不良者が続出したこともあり、個人的にはこれで大丈夫なのか?と思っていました。ただ、メンバーがそろった数少ない練習の中では、4年生たちも技術面等についてはそこまで衰えていなかったのでさすがだなと思いました。
神戸カップ1日目
神戸カップは朝が非常に速かったので前泊をしました。エルレイナはチーム全員で神戸に来て練習試合をやっていたそうですが、僕たちは完全に個々に任せて行動をしていました。4年は飛行機で神戸に来て少々を観光を楽しんでいたっぽいですし、3年については新幹線で神戸に向かい神戸牛を食べてからホテルに向かったという感じです。監督がいないからこそ、ある意味テックぽい感じが出ているなと思いました。そして、全員が顔を合わせたのは20:00でした。久しぶりに全員が顔を合わせキャプテンの周からお言葉をいただきました。この際、明日のスカウティングとかではなく、「旅行じゃないんで、気持ちを切り替えて頑張っていきましょう。」みたいなことを言っていた気がします。そんなこんなで、1日目が終了し、いよいよ大会が始まります。
神戸カップ2日目
いよいよ大会が始まります。グループリーグは立命館大学と北海道大学との試合でした。1戦目は立命館大学です。神戸カップの前までは東京フェスをやっていて、その際、人数が少なく僕が最上級生だったので、アップの際に人数がそろってなおかつ4年もいるので非常に頼もしく感じていました。また、この大会でこのメンバーでやるのも最後なのかとぼんやり思っていました。ただ、普段の大会ではよく緊張する僕ですが、今大会ではそれほど緊張せず、むしろわくわくしていました。
そして、立命館大学との試合ですが、結果は1-1の引き分けでした。この試合では、床が普段の体育館よりも柔らかく、みんなが床に慣れていなくて思うような試合ができませんでした。
この試合で個人的に印象に残っていることは2つあって、まず1つ目が「周がまずいかもしれない」ということです。僕たちの方のセットでは、周の1対1が一つの強みですが、この試合ではおそらくほとんど1対1で相手を抜けていませんでした。1対1で相手をかわそうとするたびボールが足元に詰まっていつものような軽やかなドリブルができていませんでした。これは床の問題なので、今大会周は厳しいかもしれないと勝手に心の中で思っていました。
2つ目が翼さんの喜びです。僕たちの1点目は翼さんのフリーキックだったのですが、そのあとにも実は敵陣のいい位置でフリーキックがありました。そのフリーキックをもらったシーン(まだファールをもらっただけで、フリーキックを蹴っていません)で、翼さんがまるで自分が点を決めたかの如くベンチで大喜びをしていました。まあ、これまでの関東リーグ等での翼さんのフリーキックの実績を考えると期待は高まるシーンでしたが、それにしても面白かったです。ただ、決めてほしかったなー
2試合目の北海道大学との試合は11-1で勝利しました。この試合は非常に運が良かったです。まず、僕たちの試合の前に立命館大学と北海道大学が試合していました。この試合は6-0で立命館大学が勝利したので、準決勝進出のためには6-0より優れた成績で勝利することが必要でした。この条件を知りながら北海道大学戦に挑めるということも有利ですし、体力面的にも僕たちが圧倒的に有利でした。さらに、前の試合から北海道大学のスカウティングもできたということで、何もかも有利でした。そんななかでも、僕たちはこれまであまり大勝できたことがなかったので不安だったのですが、周が大暴れしてくれたおかげで無事に準決勝へコマを進めることができました。
神戸カップ3日目
準決勝の相手は同志社大学でした。同志社大学は全日本の予選でリンドバロッサに勝っている非常に強豪なだけにかなりワクワクしていました。結果、この試合は2-2、PK3-4で敗北しました。この試合は、内容面で見れば結構圧倒していて、特に相手のクワトロセットに関しては前プレがかなりはまっていて何度もチャンスを迎えました。しかし、相手のゴレが非常にうまく、なかなか点が入りませんでした。そんな中で、要さんがセットプレーからスーパーゴールを決め(僕はこの瞬間見逃してました)、先制点をとりますが、その後相手の10番の強烈なシュートから同点に追いつかれてしまいます。そして、後半半分くらいにこの仲田が勝ち越しゴールを決めます。このゴールを決めた時には、ヒーローになった気分で、鳥肌が立ちました。動画を見返した時に、点を決めた直後アシストしてくれたブライトさんが手を差し伸べてくれていたのですが、それを完全に無視してベンチに行ってしまっていました。ブライトさん、ごめんなさい。そして、決勝はエルレイナか―と思っていた残り10秒くらい、相手から見て第2PKより少し自陣寄りの位置からキックインとなり、相手がタイムアウトを取りました。そのとき僕たちは4年セットでメンバーを固め、守りを固めに行きました。ベンチに下がった僕は、残り時間とメンバー、キックインの位置的に「さすがに行けるだろう」と思っていました。そして、タイムアウト明け、相手はPPをしかけてきて、ボールがピッチに入ると、ブロックをかけて10番が強烈なシュートをぶち込んできてまさかの失点となりました。まじか。。。と思いました。さすがに勝っただろうと思っていただけに気分が落ちました。そして、PKとなり、メンバー選定の中で3人目まではスムーズに決まったのですが、4人目以降自信を持って蹴れる人がおらず、そのような感じだったので、PK戦で敗れました。僕のこの試合の感想としては、関西の強豪相手にここまで戦えたことが非常にうれしく思いました。大阪成蹊などがいる影響で、なんとなく関西は関東よりもフットサルが強いという印象をもっていたので、そんな中で内容面ではかなりいい試合ができたのがうれしく思い、自信を持つことができました。ただ、勝てそうだっただけに負けてしまったのは非常に悔しかったです。
3位決定戦の相手は愛媛大学でした。試合内容としては、前半から僕たちがずっと押し込み、優位に試合を進めますが、相変わらずまったく点が入りません。そんな中、相手のクリアランスでピヴォめがけて投げ込まれたボールに対し、僕がクリアしようとした際、相手に軽く押されバランスを崩しながらボールに触るとそのままゴールに吸い込まれてしまいました。不運な形で失点をして前半を0-1で終えます。そして後半に入ってもなかなか点が入らず、さらに失点を重ねて後半残り13分の段階で0-3で負けていました。そこで僕たちはタイムアウトを取りました。正直、かなりまずいと思っていて、僕のミスも何回かあったので、かなり個人的に参っていました。そんな中、三木さんが「0-3はまだ大丈夫。逆明治だ」という声かけをしていました。ここで言う逆明治とは、今年度のエフネットで唯一4年が招集されたもので、後半途中まで3-0で勝っていたところから3-4の大逆転負けをしたというものです。ただ、僕はこの試合に出場していなかったので、僕は違うことを考えていました。僕が考えていたこととしては、僕が1年生の頃のエフネットvs.Desafio戦。この試合では、勝てばエフネット2部昇格に大きく近づき、負けると3部残留がほぼ確定するような試合。この試合も後半途中まで3-0で勝っていたのですが、その後3-4で大逆転負け。非常に悔しかった。それを思い出し、ただそれを逆側でするだけだと思って少し気が楽になりました。そして、全員で気合を入れ直して、タイムアウト明け後、4年生が4点取って大逆転勝利をしました。非常にうれしかったです。
本大会の総括
今大会は3位で終えました。この結果も「神様」が導いてくれたのかなと思います。準決勝で負けたのも、3位決定戦でちょうど「0-3」だったのも、よくできた物語だったなと思っています。あの時、準決勝で勝っていたら、3位決定戦でずっと0-3ではなく別のスコアだったら同じような結末にはなっていなかったでしょう。さらに言えば、エフネットでDesafioに3-4で大逆転負けしたことも、明治に3-4で大逆転負けしたのも、すべてはこの日のためにあった「失敗」だったのかなと思っています。これまでのすべての軌跡が今大会の結果に結びつき、神戸カップに出場したメンバーの中で最高の思い出となり、メンバーの仲も深まったと思います。特に4年生には今まで悔しい思いをしたこともあったと思いますが、ぜひこのような気持ちになってほしいです。
4年生へ
神戸カップ終了後、僕から4年生へ何か言うことはなかったので、この場でコメントしようと思います。まずは4年間お疲れ様でした。今年の4年生は僕としては気付いたら最強の代になっていたなという感じです。僕は入部当初からAチームに入れてもらい、4年生のプレーをそこそこ長く見てきました。僕が1年生のころは、翼セットよりかは、隠岐・原+ブラがめちゃ強烈でこちらセットがかなり主導権を握っている印象で、翼セットは確かに強かったですが、逆セットに比べると、、、という印象を持っていました。また、1年の時に特に印象に残っているのは、僕がけがでオウガさんと碑文谷体育館でこばさんの練習を上から見学しているときに、オウガさんは僕の横で寝ていました。そんな感じで、まあ、強い代ではあるけど、そこまで強烈ではないという印象でした。ただ、僕が2,3年になると気づいたらめっちゃ強くなっていました。象徴的な出来事として、練習の中の試合で翼セットにまったく勝てない時期があったことです。前プレが速く、下3ではまり続け、また攻撃も止められずまったく勝てませんでした。そして、今の4年生はほぼ全員が残り、最後の関東リーグ、選手権等をともに戦ってくれました。4年生は非常に頼もしかったです。今の4年生のおかげで選手権では東京都代表決定戦にまで行き、また神戸カップにも行くことができました。本当に感謝しています。また、途中で引退したしゅんたさんや木俣さんにも感謝しています。しゅんたさんや木俣さんがいたから1年の時楽しくフットサルができましたし、エフネットでも惜しいところまで行くことができました。
今の4年生がいなくなることは寂しいですが、次に4年生が試合を見た時に「やるやん」と思ってもらえる程度にまで強くなっていきたいです。本当にありがとうございました。あと、ひなたさんはこれからもよろしくお願いします。
最後に
4年生がいなくなり、これから苦しくなりそうですが、まずはインカレでいい成績が残せるように頑張っていきたいです。
今後、様々な成功や失敗を経験していくと思いますが、すべては「神様」がいい方向にもっていってもらってると思って、今後も頑張っていきましょう。
Tokyo Tech. F.C.