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カレッジフットサルリーグ第6節 vs 慶應エルレイナ


皆さんお久しぶりです。テックが誇るデブ4年の#1平山です。

私事ですが、先日大学院入試の筆記試験を受けました。試験一週間前ぐらいから勉強時間の確保と緊張で一日一食生活を送っていたのですが、体重を測ったところ1kgしか落ちていませんでした。その間部活にも出て運動していたというのに…。挙句の果てに体脂肪率なんて1%増えていました。私の体はどんな構造になっているのでしょうか。院試の手ごたえについては聞かないでください…。

ただそんな体も役に立つことがあり、交通事故にあっても擦り傷と打撲と軽いむち打ち程度で済みました。自転車漕いでいたら、後ろから車に吹っ飛ばされフロントガラスが粉々になってました。あまりに軽傷すぎて警察には驚かれ、同じ学科の友達には、私にぶつかったことにより車が大破して運転手を怪我させたことになってました。一体私のことを何だと思っているのでしょうか。丈夫に産んでくれた両親には感謝です。

 

さて私の話は置いといて、本題に移りましょう。

一昨日行われた慶應エルレイナとの試合。結果としては1-4で敗れてしまいました。優勝を狙っているチームとしては痛い敗戦で、優勝は極めて難しくなりました。

手の内を知り尽くされている相手にうまくうちの強みを消されての敗戦でした。

前半、基本的にずっと押している展開ながらも、決定機までなかなか持ち込ませてもらえず、攻めあぐねているところ、相手に数少ないチャンスをものにされました。後半は焦りからか単調な攻撃になり点を取れなく焦ってミスをしてしまい失点するという形でじわじわ離され敗戦。うちのチームの典型的な良くないときの負け方です。

去年のpv戦にも言えますが、うちは焦ると相手の守備ブロックの外側だけでパスを廻し、アラで勝負という形をとってしまいがちな気がします。ブロックの外側だけで廻しても崩れるわけなく、跳ね返されカウンターをくらって失点しがちです。ピヴォが外にはけてもらうことが多いうちのチームは他の人が間に入るような動きをしないといけないのですが、それが去年に比べ圧倒的に少ない気がします。

また、個人技に頼り切っているのも問題ですね。ずっと言ってますが。ただ、去年よりも悪化していると私は思います。というのも、ファー詰めでの得点が今季極めて少ない気がするんですよね。去年は突破は個人に任せていましたが、最終的にはファーで触るという得点が結構多かったという印象があります。ただ今年は、フィニッシュでさえも突破した人に任せてしまっている気がします。ファー詰めの得点は今期あったでしょうか。私の記憶にはあまりありません。個人に頼ることは悪くないと私は思いますが、この現状は良くないです。頼るというより押し付けるという表現のほうが正しいと思うぐらいです。

またディフェンスのカバーも遅い気がします。誰かがミスをしたとき、それに対するリアクションがとても遅く感じます。仲間の能力を信じるのは大事なことですがミスを想定しておくのはこれとはまた別の話です。

全体的に個人に対する全体の意識がかけ、一人一人が戦っていて、チームとしてあまり機能していないと感じる試合でした。

これが今回の試合に関する私の感想です。

 

ここからは試合に関することではなく、最近思うことがあったので書かせていただきます。すでに結構長いのにまだ書きますがご了承ください。柄にもなくまじめに書きます。

 

テックは部長となる代が3年生で基本3年生が終われば引退です。4年生から大学院2年生は希望した人が残っていくという形で、毎年何人かは残ります。かく言う私もそのうちの一人です。必然的にフットサル歴の長い上級生のほうが知識も多く試合に出ることも多いです。下級生としてはやりづらい状況だと思いますし、私が下級生の頃も同じような状況だったので、気持ちは十分わかります。と言いたいところですが、ゴレイロだったためあまりわかりません。ただ同学年の人の言っていたことは覚えているのでだいたい同じようなことを思っているんでしょう。

下級生は4年生以上が何でチームに残っているか考えたことはあるでしょうか。私が下級生の頃はただフットサルのしたい暇な人だと思っていました。上級生になって思います。そんな気持ちじゃ絶対に続けられないです。実際モチベーションの低下でやめていった人もいます。ではなぜ続けているのか。それはtechというチームを自分たちの代だけでなく、ずっと下の代まで強くしていきたいと思っているからです。もちろんフットサルがしたいという気持ちもありますが、それだけの人は近くの社会人チームに入ればいいんです。上の人たちはそんなことを思ってフットサルをしています。たぶん。

おそらくチームのことを思って行動し始めるのは3年生になってからでしょう。私は2年生まではただ楽しんでただけでしたが、3年生になりチーム全体のことを考えるようになりました。そのモチベーションを保つのが疲れるからだいたいの人は3年生で引退するのだと私は思います。

そう考えると去年のチームはいいチームだったと思います。うまくいかないときも、出てる人も出てない人も必死に声を出して、ミーティングや試合のハーフタイムなどはみんなで意見を出し合って、皆がチームが勝つにはどうすればいいか考えていた気がします。3年生が多かったのもありますが。

今年はどうでしょうか。みんながチームのことを考えて行動できているでしょうか。自分がチームのために出来ることを一生懸命出来ているでしょうか。基本的に一定の上級生が話し合い、下級生はそれに意見せずそれに従うという構図が出来上がっているように感じます。上級生は下級生が何か言ってくれることを待ってます。けど我慢しても我慢しても何も言いださないので、しょうがなくこちらから発信します。これってどうすればいいのでしょうか。私にはもうわかりません。すくなくとも今はチームとして全く機能していないと感じます。ただの人の集まりです。

少しづつでいいから下級生はチームのことを考えてフットサルのことに取り組んでほしいと思います。部活なのですから。

副部長の職が2年生にも与えられているのは、どんなことをしなきゃいけないか知るというためだけでなく、チームのために動くという心を持ってもらうためだと私は考えています。2年生からそういう心を持つのは大変ですが、少しづつでいいので持ってもらいたいです。

3年生は#3樹に全てを任せてしまってはいないでしょうか。どのようなやり取りをしているかは全く知らないので、私の憶測になっていまいますが、練習メニューだったり、試合のメンバーであったりというのを一緒に考えているとは到底思えません。樹が怪我して練習に出れないときに練習メニューを聞くと『~って樹には言われてます。』と言われ愕然としました。上級生はいますが、techをどうするかの指針を定めるのは3年生です。たとえ上級生が反対したとしても、3年生の決定が優先されます。その決定を樹に全て背負わせてしまってはいないでしょうか。意見はしているのでしょうか。話は聞いてあげているでしょうか。チームが強くなるためにどうすればいいか考えているでしょうか。言いたいことはたくさんありますが、今ので十分うっとおしいと思うのでやめておきます。

最後に1年生。読んでるかはわかりませんが、一応書きます。1年生はチームのことなんて何にも考えなくていいです。フットサルを楽しんで下さい。今年でいなくなる大学院2年生の2人にたくさん聞いて、うまくなってください。

 

私が練習中、指示でもないのにシュート練習の時などに声を出しているのは何も調子に乗っているからではありません。うるさいなあと思っている人がいることも私は知ってます。ただチームの練習がより良いものになるためには必要なことだと思っているからやっています。正直私以外に声を出している人が少なくて、練習に活気がなくて心配です。声を出すだけというそんな幼稚園生みたいな練習はしたくないので、簡単なことでもいいので何か言っていきましょう。声が出ているチームは接戦に強いです。

 

長くなりましたがこれで終わります。鬱陶しいと思うかもしれません。全てではないですが、これが私の本音です。

まだ優勝の可能性は一応あります。極めて厳しいですが。

ここから這い上がっていきましょう。

この記事を書いたプレーヤー
OB Akira Hirayama 平山 央

正確で質の良いスローを武器とするテックの攻撃型ゴレイロ。普段は、正確で(?)質の良い(?)ツッコミを武器とするテックの暴走型ツッコミ役。「ダイエットすると太る体質」「テック随一の巨漢にしてオシャレ番長」等、自身が最もツッコミどころ満載であることに本人は気付いていない様子。最近オシャレが功を奏しマネさんをISSOした。