みなさん、お久しぶりです。私の専攻する建築学科は卒業論文に加え、卒業制作をしなければならず、ここ2〜3ヶ月は部活にも不定期にしか顔を出せなかったため、1ヶ月ぶりの練習の2日後に最後の2連戦というハードスケジュールをこなして体がバキバキです。
今回のブログは今季最後の試合の振り返りになります。この後には3年生が感動的な引退ブログリレーを繋いでくれるはずなので、乞うご期待です。
さて、まずは試合の振り返りから。
結果は3-5で敗戦。人が集まらない中(シーズン締めくくりなのになぜ?)、6人回しでの戦いでした。先制を許すも追いつき追い越し、不甲斐ない内容だった昨日の試合に比べれば、かなり士気も高かったのでイケイケムードでした。痛かったのは2-2に追いつかれた後すぐに逆転されてしまったこと。実力云々ありますが、やはり強いチームは取るべきとこで点を取るし、取られてはいけないところでは絶対失点しません。これからのテックの課題です。そのあともセットプレーから失点を許し、最後に1点返すも力及ばず、といった内容でした。
6人回しでの試合になりましたが、2年生以上がほとんどで、いつもよりは個人的にやりやすかった印象でした。1年生には申し訳ないけど、共に長くやってきた分、共通認識もできている部分が多いからです。あまり同じセットでやってこなかった部長の清水とこの2試合同じセットで戦いましたが、かなりヴィジョンを共有できていて、3年間という月日の長さを感じました。来季も続ける1,2年生には可能な限り部活に来て多くの時間を共に過ごし、話し合いを積み重ねて結束力のあるチームになってほしいです。
具体的なプレーについて書くと、テックは仕掛けられる人がいないなぁと感じています。必ずしもドリブルで突破する必要はありませんし、パスで崩すことは大切です。ただ相手に突破の選択肢があることを意識させるだけで、随分守りづらさが変わります。誰かが一人剥がせば、必ず数的優位が作れます。失敗を恐れずもう少し仕掛けてもいいのではないでしょうか。
それと近い話で、みんなボールを自分で保持することを恐れている気がします。プレスに来られても、身体を入れて相手から遠い位置にボールを置いておけば、案外取られません。相手が寄ってきたらすぐ離すクセがある人が多いので、もう少しゆっくり持って時間を使うことを意識した方が、自分たちの攻撃の時間が長くなり、試合展開も楽になると思います。(もちろん場面によっては簡単にはたくのも大事です。)
プレーヤーのみんなは今、自分に課題をかして練習や試合に臨んでいますか?
僕自身は昨年から取り組んできた左足の強化について、一定程度の効果を感じています。また最近ではピヴォとして縦パスを収め、反転からシュートまでいくことを課題として取り組んでいます。これはチームの方針とは別に、個人的に勝手にやっていることですが、一人一人が個のスキルを磨いていかないと、チーム戦術の選択の幅が狭まります。また磨き抜かれたスキルがあれば、その人の存在自体が戦術にもなりえます。自分が何ができて何ができないのか、どんなプレーをしたいのか、改めて一度考えてみてはいかがでしょうか。
さて私ごとですが、来年度は社会人チームとテックの掛け持ちにしようかなと考えています(今日もこれからツテを頼って練習に参加してくる予定です)。今はいなくなってしまった修士プレーヤー文化の復活です(誰か続いてほしい)。後輩が先に引退していくのは同期が引退したのと同じくらいの寂しさがありますが、1年でのF-net1部への昇格を目指して頑張ります。
引退していく3年生に少しだけ。1つ下の3年生は、学科も同じという人も多く (清水も建築ですし)、昨年は自分が部長をしていたこともあって密接に関わった代でした。個人の事情やチームのゴタゴタで主力選手が辞めてしまったり、部長が途中で変わったり、今シーズンは本当に大変だったと思います。試合結果も散々で、テックの強い時代を知る僕や3年生は、チームの崩壊を感じたことでしょう。こうした状況の中で最後まで引っ張った部長の清水、それを支えた祐亨、謎のやる気を爆発させた高津の3人は特にお疲れ様でしたと伝えたいです。またそんな代を一人でサポートし続けた花奈子ちゃんにも心より感謝します。
最近、OBの上村さんが指導に来てくださったり、外部から指導者を呼んでみたり、テックを活性化させる動きがありましたが、3月4月は代が変わり、新入生が入ってきて大変忙しない時期なので、引退する人たちも後輩のサポートがてら遊びに来てくれたらなと思います。プレーする側から応援する側に回る人も変わらずテックを好きでいてくれたら、そのためにも残る人たちは応援するだけの価値ある活動を続けていけたらと願っております。
少々長くなりましたが今回のブログはこれくらいで締めくくります。この後、冒頭でも書いたように3年生による引退ブログがあります。3年間の思いがこもったブログに期待です!では、また来シーズンのブログでお会いしましょう。