こんにちは!3年の#2丸山稜太です。
今回は系紹介ということで、自分の所属している環境社会理工学院土木環境工学系について紹介します。色々な教授が土木とはなんなのかというお話をしてくれますが、どれも抽象的な話が多く、自分も人に説明するほどよくわかっていません!とりあえず、数学や物理だけではなく、経済学や社会学など勉強する範囲が広い!
これで系紹介を終わらせてしまうと、部長の草野さんに怒られそうなので、暇すぎる自宅生活に癒しを与えてくれている「集まれ どうぶつの森」のお話をしたいと思います。
タヌキ開発のヘリに乗り、3匹のどうぶつと最果ての島へと向かった。その3匹はライオンとクマとクマ。新たな出会いと冒険に胸を躍らせた。今作は村ではなく島なのだ。
島に着くと管理者のタヌキが多額の借金と引き換えに家を与えてくれた。この島は全て自給自足だった。ムシやサカナを捕まえてはお金をもらう。その繰り返しだった。先の見えない借金生活に初めは心が折れそうだったが、ともに移住してきたどうぶつたちが癒しとなっていた。どうやらどうぶつの世界でも、オスはみんな筋トレをするらしい。暇さえあればオスライオンは筋トレをしていた。まるで男子大学生と同じだった。そう、自分もまた、暇すぎる自宅生活の中で筋トレに手を出してしまったのだった。
ある日、島の管理者のタヌキからこのような相談をされた。「この島にインフラを整備してくれないか。」ムシやサカナ採集に明け暮れていた自分は、既にこの島の船長的存在になっていた。タヌキから任されたこの仕事を責任を持って果たそうと自分は決意した。
幸いこの島には電気とガス、上下水道は既に整備されていた。島中のどこにランプを置いても電気はつくし、蛇口のついた家具さえ持っていれば水を得ることもできる。トイレだって流れる。さらに、住民にはあらかじめ管理者のタヌキからスマホが支給されていた。つまり、通信環境まで整っていた。タヌキ開発は至れり尽くせりだった。
この島は小さい割に起伏が激しく、河川によって分割されていた。最果ての島にふさわしい地形だった。崖を登るにははしごを使い、川を渡るには高跳び棒を使わなければならない。危険であった。そうだ、橋と坂を建設しよう。
すぐさまタヌキに相談した。タヌキはすぐに納得してくれて、寄付金という形で住民たちから資金を集い、それらを建設することに決まった。何から手をつけようか。自分は土木工学の全ての知識を使って考えた。まず、数理的判断のもと、必要不可欠とわかった場所に橋をかけることにした。タヌキからは「デザインについても考えてだもの。」と言われていた。この島での初めての橋は、島のランドマーク的存在でありながら、島の原風景を残すような設計であってほしいという願いのもと、レンガ造りにすることにした。
その後も、全ての住民たちの効用がより大きくなるような計画を立案し、設計し、施工した。これらの土木計画を一任している自分は率先して寄付金を納めていた。
新たな住民たちも増え、島のみんなが不自由なく暮らすことのできる程度の島は完成したといえる。
そんなある日、今度は島のアドバイザーであるしずえから島の評判について相談された。この島は現在島外からも注目されているらしい。これを機に島をより華やかにして人口を増やしましょうとのことであった。すぐに賛成する気にもならなかったが、かと言ってすることもなかったので受け入れることにした。しかし、今回の計画はこれまでのものよりも緊急性が高くなかったため、住民たちにも意見を求める、住民参加型の計画立案を進めることにした。とりあえずインタビュー調査から始めることにした。
そもそも土木構造物は建築物よりも無骨なものが多い。それは予算に関係がある。建築物は私的な計画をもとに建築されるが、土木は公的な場合が多い。土木の場合、予算は税金である。だからこそ、技術者たちが考え出した計画であっても、住民たちの理解を得ることができなければ、それを進めていくことはできない。住民参画がいかに重要か、自分は知っていた。だからこそ、島の住民たちにも意見を求めた。島の計画にも寄付金という、住民たちのお金が含まれているのだ。
まずライオンに話を持ちかけてみた。「筋肉が〜」本当にこれしか言わない。何度話しても。ましてや、この島のオスがみんなこの状態だった。メスに話しても、アイドルになりたいウサギやモデルになりたいヒツジ。きちんと話せる初期メンバーのクマと新メンバーのヒヨコがいたが、それでも島の開発に関する話はできなかった。
出鼻をくじかれたが、自分なりに島を装飾することにした。そこで、あることに気がついた。寄付金なんてありゃしない。装飾品は全て自分で買ったり、作ったりしていた。よくよく考えてみると、坂や橋に関しても、寄付金は自分がほぼ満額を支払っていた。それでもどうぶつたちへの怒りは感じなかった。どうぶつたちにとってインフラがどれだけ発達しようと大差がないのだ。インフラはなければないでそれに応じた生活を住民たちはしていた。
これまで行ってきた事業は全て自分のためであったと気がついた。それじゃあ、自分のために自分の力で島を作り上げようと決心した。それから島作りに奮闘した。
そしてついに、夢の島が完成した。この世の全てがそこに置いてあるような島だ。自分は住民たちを集めて宴を開いた。
♫ビンクスの酒を 届けに行くよ 〜
タヌキとしずえを含めた住民全員で騒いだ。
涙が出るほど笑った
そして自分は住民たちに対してこう言った。
「なァ みんな
この最果ての島にこんな名前をつけねェか?
”ラフテル”(Laugh Tale)と」
ドン!!
是非!フットサル部に来てね!!!