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都大 第七節 早稲田大学戦 振り返りブログ


こんにちは!一年の北村要です。明けましておめでとうございます。皆さん年末年始はどのようにお過ごしでしょうか。僕は年末に地元に帰り、グータラしながら年始を迎えました。寝正月も悪くはないです。しかし、たった2日でも寝まくりの生活を続けると筋肉が一年分老化するとどっかで聞いたことがあるので、なるべく体を動かすようにしていました。体力の少なさではテックの三本指に入ると自負しているので、ただでさえ少ない体力がこれ以上減らないよう努力しました。そんなかんなで1月8日の早稲田戦を迎えることになりました。

それでは振り返っていきましょう。

試合結果

結果は3−4で惜しくも敗戦となってしまいました。

前半は両者ともに決定機を作るも先制点を許さず、0−0で後半へ入りました。

後半開始からまもなく、相手の崩しからうまく先制点を取られてしまいましたが、その後、敵陣での激しいプレスから同点弾を取ることができ、拮抗した試合展開がしばらく続きました。そして試合残り4分という良い時間帯でセットプレーから得点し、2−1で追い越しました。

しかし、それから相手のパワープレーが始まり、プレスをうまくかけることができず、追い越し弾の直後に点を決められてしまいました。そのまま立て続けに得点を許してしまい、2−3と追い込まれる状況に。

ここでテック側もパワープレーを始め、点を取りにいきました。そしてそのパワープレーから相手のオウンゴールを誘い、またもや同点3−3になりました。試合展開がアツいですね。

残り時間も少なく、ここから得点を取った方が勝てるというような雰囲気になりました。両者、パワープレーで点を取りにいきました。が、そんな時間も束の間。3−3となった直後にさらに点を取られてしまい3−4。

テック側の猛攻が続きましたが、そのまま試合が終了し、悔しくも敗戦となりました。

良かった点

まずは、2−1となるまでの試合運びは良いものだったと思います。先制点を取られても、陣形を崩すことなく、じわじわ攻め続けることができていました。試合終盤で追い越し弾を決めることができた点も良かったと思います。

また、下3の動きに関しては以前と比べて、落ち着いて丁寧に良い動きができていたでしょう。試合を通して、はめられることは少なかったです。ピヴォに当ててからの関わり方も以前と比べて、より良いものになっていました。これからは繋ぐだけではなく、繋いでからシュートまで持っていけるようにしたいです。

さらに、チームとして戦術理解度が上がってきているなと感じました。相手の強みや弱みを理解した上で、戦術を決め、チームで共有することができていたと思います。スカウティングがうまくハマっていました。

結果、負けてしまいましたが、点を決められても追いつき勝ちにいく強気な姿勢がチーム全体に見られました。この姿勢を忘れずに、これからもチーム一体となって、勝利を目指していきましょう。

反省点

反省点はいくつかあります。主な三つを挙げたいと思います。

まずは勝敗を分けることになったパワープレーに対する守備です。パワープレーに対する、パスの制限の仕方、プレスをかけるタイミング、マークの位置がバラバラだったと思います。これはチームで再確認しておくべきでしょう。

次にセットプレーの決定力の低さです。前半からセットプレーが多くありましたが、決めきることができませんでした。セットプレーの質をさらに上げれば、得点の機会がかなり増えます。またさまざまなバリエーションがあるので、それぞれの質を上げ、場面ごとに適したセットプレーを選べるようになれば良いと思います。

最後は得点直後の気の緩みです。今回の試合では得点直後に失点することが多かったです。得点直後で油断してしまっていたのかもしれません。以前まで試合の入りの悪さが目立つことが多かったりと、特に公式戦では、技術面だけではなく精神面でも経験の少なさが表れていると思います。今回の試合が良い教訓となりました。

他にも反省点があるので、チーム内での話し合いを増やして、それらを共有していきましょう。

最後に

最後までどちらが勝つか分からないシーソーゲームで負けてしまい非常に悔しいですが、個人的に悔しい気持ちよりも以前よりかなりチームとして成長することができているという達成感を感じる試合だったと思います。

四年生が引退してしまい、経験の少ない一年生が多いこのチームで、二、三年生がうまくチームを引っ張り、非常に良い戦いができたと思います。練習を重ね、経験値を得ることで、今回のような試合で勝ちきることができるようになると思います。

勝ちきることができるチームを目指して、日々練習を行なっていきましょう!

良い年にしましょう!!!

この記事を書いたプレーヤー
#25 KANAME KITAMURA 北村 要