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都大 第10節 vs中央大学


こんにちは。4年の隠岐です。卒論も終わり、同期より先に部活のない春休みを楽しんでいますが、はやくもテックロスを感じてます。東京フェスも出たいし、来年度のインカレも出れるなら出たいぐらいです。部活が終わり、なにか新しいことをやろうと思い、筋トレを始めようかなと一瞬思いましたが、家の近くのジムは高いし、チョコザップは家の近くにないし、大学まで行くのはめんどくさいし、家ではどうせ続かないし、とやらない言い訳ばかりが出てきて、まだ何も始められていません。来年以降の大学院生活では言い訳せず何かにチャレンジしたいと思っています。何かおすすめの趣味やトライするべき目標があれば是非教えて下さい。

それでは、中大戦の振り返りブログ兼引退ブログを書いていきます。

試合結果

結果から言うと、2位3位の直接対決というとても大事な試合で、4-2で勝利することが出来ました!

前半開始直後、老害セットで、幸先よくピヴォを使った攻撃で2点先制することができましたが、なかなか追加点を奪うことができず、後半では2-2に追いつかれる展開になってしまいました。しかし、後半残り2分ぐらいでパワープレー(pp)を行い、1回目のppは相手ゴレイロに阻まれますが、2回目の攻撃では、#24ブライトの折り返しを#9桝原が頭で押し込み、勝ち越しに成功。その後は、相手のゴレ上げを凌ぎ、カウンターから#24ブライトが追加点を決め、4-2で勝利しました。

良かった点

1つ目は、老害セット(3,4年中心セット)の方で、ピヴォへの関わり方を1年間練習してきた成果が出たことです。インサイドに必ず1人走り込むこと、2人目の関わりなど、普段から意識してきたことが点に繋がってとても良かったと思います。

2つ目は、練習を重ねてきたクワトロ守備が割と機能したことです。ボールを保持される時間があったものの、後ろのスペースやライン間をうまく消しつつ、コンパクトな守備が出来ていたと思います。昔のテックだと1stライン超えられただけで、ゴレイロとの1vs1になっていたことが多い気がしますが、中大戦は、複数ラインを構築して、1stラインを突破されたとしても上手くカバーや撤退が出来ていたと思います。

3つ目は、ppで得点を奪えたことです。中大の人数が少ないことや、中大がタイムアウトを使っていたことをみて、ppを行いました。正直、2-2の同点で、ミスをしてpp返しされたら負けると言う状況はすごくヒリヒリしましたが、直近の練習でそこそこやれる自信があったので、そこまで緊張とか不安なくやる事ができました。#24ブライトの折り返しから#9桝原のシュートがキャッチされた時のpp返しは、相手ゴレイロのキックの弾道もよく、失点をだいぶ覚悟しましたが、なんとか耐えてほんと良かったです、勝ち負けどっちに転んでもおかしくなかったなと思います。

ppを練習し始めた時は、得点を奪えるどころか、pp返しされる雰囲気しかなかったですが、同点の状況でppをできるまでの自信や、得点できるまでの状態によく持って行けたと思います。みんな頑張って良かった、、

悪かった点

1つ目は、ハーフ守備の攻略に苦戦した事です。老害セットは、サイ抜け中心に攻略しようとしましたが、相手が失点以降修正してきて、その後は上手くいかなくなりました。個人で仕掛ける姿勢、人の動きを加える事がもっと必要だと思います。あとは事前にある程度のサインプレーを作っておきましょう。

2つ目は、マークバグが起こった後の修正が遅いことです(特に勢いセット)。マンツーマンで守っていないためマークの受け渡しの際にマークがバグることはあると思うけど、マークついていない人が気づくのはもちろん、後ろの人がプレー中に喋ることを意識していくと良いと思います

最後に

vs学習院の振り返りブログがまだですが、先日の試合をもって、4年は引退しました。今年一年はfnet1部も残留し、都大も2位で、充実したシーズンだったと思うし、自分がテックにいた4年間の中で一番フットサルっぽさを感じたし、楽しかった1年間でした。

自分が1.2年生の頃は、そもそもコロナであまり活動がなかったこともあり、チームのモチベーションは低く、fnet2部でも勝てず、自分が入部前に思い描いていた部活動とは大きく異なる2年間でした。それでも、草野さんや、高津さん、松本さん達が、部員とのモチベーションの差を理解しつつ、頑張ってテックの基礎や基盤となる部分を作ってくれました。戦術や技術の面だけではなく、組織として上手く行くための色々なことをテックにもたらしてくれました。自分が幹部代になった3年では、新歓活動がうまくいったことも伴って、頼もしい1年生が多く入ってくれました。自分は特に何もしていないけど、とにかくチームとして結果を残すことだけを考えて一年間先輩の力を借りながら、同期と協力し、1,2年生がしっかりとフットサルの知識や戦術を少しづつではあるけど身につけてくれて、なんとかfnet1部昇格を達成する事ができました。

そんな状況で、4年生としての1年間が始まりました。シーズン最初は、テックにどう貢献できるかとか自分が何をできるかと考えるよりも、役職から解放された達成感から、責任感なく自由にフットサルをさせてもらって、時にはただの老害になっていたかもしれません。松本さんのような指導や目に見える結果(特に得点)で貢献することができませんでしたが、一年間自由にやらしてもらって本当にありがとうございました。(ほぼすべての試合出ているのに、fnet11試合で1?得点、都大11試合で2得点。一年間で公式戦25試合ぐらいあるのに3点、と今計算してて少なすぎることに絶望中。)

そして終わってみれば、fnet1部残留、都大8勝2分1敗で2位と、素晴らしい結果で終わることができました。特にfnet vsGAZIL、都大 vs日体大、中大、学習院はほんとに良かったゲームでした。

今のチームはみんなフットサルの動画を見たり、筋トレしたりモチベーション高く部活動に取り組み、活気もあります。これは自分が1.2年の頃から理想としていたチームの雰囲気で、みんなに感謝したいと思います。特にここ2年間は部活外の雰囲気も良く、学年を超えた仲の良さがあるのはとても良いことだと思うので、後輩はどんどん先輩をいじっていくように!(特に友哉、たけ)

都大2位という結果ではありますが、明学や、多摩大、順天堂大などの強豪チームとの差はとんでもなく大きいままです。チームとしての戦い方や、フットサルIQを高めるための指導方針、新歓活動など、さまざまなことにチーム全体で全力で取り組んで行ってほしいと思います。1年後、2年後、そういったチームと互角に戦ってる姿をOBとして楽しみにみたいと思っています!

まずは東京フェス頑張ってください!4年間ありがとうございました!

この記事を書いたプレーヤー
#5 OKISHINTARO 隠岐 伸太郎

またぎフェイントを得意とする一対一の猛者。私生活では常にニコニコしていて、部室を盛り上げるお調子者。 男子高時代に携帯が壊れたらしく、TiktokやInstagramでは可愛い女の子しか出てこない。携帯を見ているときにニヤニヤしているのはそのせいだろうか