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シーズン前半の振り返り


こんにちは。部長の#99森です。

 

テックのシーズンの半年が終わったという事でブログを書きます!ちょっと長いですがお付き合いください。

まずは最近の試合(エフネット第8節public voice戦とプレリーグ第4節VERDADE戦)について振り返っていきましょう。とはいってもあまり長々と書いてもしょうがないのでサクッと反省しちゃいます。

 

結果はそれぞれ●0-1、●3-4と思わしいものではありませんでしたね。

public voice戦については、引いて守備する相手を最後まで崩せない(攻撃が単調、相手の外側でしかパスを回せていない、パススピードが遅いetc)といういつものテックの悪いところが出ました。

VERDADE戦は、守備の集中力を最後まで保てない、全員が必死になって守備をしないといったこれまた悪い時のテックだったのではないでしょうか。

このように、試合内容についての細かい反省をしようと思えばいくらでも出てきますが、僕が今回書きたいのはそこではないです。ここからは半年の振り返りもかねて書きたいと思います。

最近試合で勝てない理由として、テックにおける精神面の部分が大きく関係しているのではないでしょうか。

ご存知の方も多いとは思いますが今季のテックは前半戦、珍しく調子が良かったです。大学カップこそ初戦敗退を喫しましたが、リーグ戦ではほぼ負けなしの状態を保ちました。そのおかげで負けが重なっている今でさえ、FFCカレッジフットサルリーグと東京都大学リーグの優勝の可能性がまだ残っているくらいです。

では、なぜ前半戦はそんなに調子が良かったのか。

また、なぜ最近勝てなくなっているのか。

僕が思っていることを話します。

まず前半戦のテックの調子が良かったのは、決して「運が良かったわけ」でも「相手が弱かった」わけでもありません。

昨年テックが出来ていなかった、フットサルにおいて当たり前のことを当たり前にやっていたからだと僕は思っています。

シュートブロックがそのうちの一つです。しっかり面をつくって股を閉じるという「基本の姿勢」を、試合に出ているほぼすべてのメンバーが自然につくれるようになりました。そのおかげか遠目からのシュートやキックインからのシュートによる失点が昨年に比べて激減したと思います。昨年はいくらリードしていても相手にちょっと良いシュートを打たれるだけで失点していましたし、キックインからのシュート(チョンドン)で連続失点し試合の流れを変えられていましたから。

切り替えもそうです。特に攻撃から守備への切り替えはみんなが意識していたと思います。昨年は調子が良い試合はみんなできていましたが、今年に入ってどの試合でも比較的当たり前にできていたのではないかと思います。とにかくボールラインまで下がる、相手よりも早く下がる。これらを意識できていたからこそ失点が少なくなっていたのではないでしょうか。

問題は、これら当たり前のことがいつからか当たり前に出来なくなっていたことにあると思います。勝ち続けていられたのはその当たり前のことが当たり前にしっかりできていたからこそであるのに、どこかで、心のどこかで自分たちが勝てることが普通のことになり、当たり前のことを徐々におろそかにしていった部分があると思います。比較的どの部員も感じていることなのではないでしょうか。

自分たちでもよく話しますが、決してテックはフットサルがうまいわけではありません。足技がすごい選手もいなければシュートを打てばほぼ入るなんて選手もいないです。ちゃんとしたパス回しもほとんどできないですね。だからなんとなく試合に臨んで普通に勝てるチームではないことは分かっていると思います。前半戦は関東一部で戦うことに新鮮味もあったせいか、全員がそれを本当に理解していました。最近は表面的に思っているだけですね。もう一度初心に帰り自分たちをしっかり見つめ直しましょう。

テックの強みとして、「やろう」と決めたことを全員がその試合で意識できれば、びっくりするくらい選手全員がそれを統一してできることがあると思います。先ほど挙げた「シュートブロック」や「切り替え」も前半戦のように統一して全員ができるようになりたいですね。

長々と話しましたが、反省するところは反省してしっかり切り替えましょう。部長をやっているとしみじみ感じますが3つもリーグ戦をやっているこの状況において、いちいちあれもこれも気にしすぎていたら気にしているまま次の練習、試合を迎えちゃいますよね。どんなに悪い負け方をしても遅くとも次の練習までにはしっかり切り替えてきてください、みなさん。

最後に余談なんですが、テックって体が細い人が多くないですか?フットサルって上位のカテゴリーに行くほど、みんな体がしっかりしている気がします。テックみたいにもやしみたいな人が多いのはなんか情けないですよね(個人的見解)。

そこでみなさん、筋トレや体幹を練習がない日でも行いましょう。僕が最近ハマっているのがダンベルトレーニングです。

このダンベル、思っている以上に有能なのですが皆さん知っていました?人によっては腕とかしか鍛えられないじゃんとか思っていないでしょうか。実はこのダンベルがあるだけで体の上から下までほぼすべてを鍛えることが出来るんです。胸筋はもちろん腹筋や背筋、足の筋肉も鍛えられます!ダンベルなら家でもできるしお手頃に手に入っちゃうんでとてもお勧めです。まあダンベルは最近僕がやっているだけなのであれですが、東工大にもトレーニングセンターがあるので是非体が弱いと思う人は行って僕みたいに強い体を手に入れちゃいましょう!

ってことでシーズン後半戦、あげてこう。

この記事を書いたプレーヤー
OB Shoki Mori 森 匠喜

アラにおける突破力を武器とする前キャプテン。プレー中の彼は感情を一切表情に出さないため、テック随一の無表情プレイヤーとして、相手プレイヤーからだけでなく味方からも恐れられている(らしい)。入部当初より地位を確立してきた彼は、フットサルにのめり込むあまり学業の方を疎かにしてしまったため、社会工学科に行ったのかフットサル学科に行ったのか本人も分からなくなった。