引退ブログのトップバッターを務めます、建築学系の邑田龍成です。まあ引退ブログと言っても僕は来年度もテックのメンバーとして活動をする予定なので今回の引退ブログはサッと終えて皆に回します。
緊急事態宣言によりフットサルが吹っ飛んだ今日この頃、現在僕は一日映画一本・本一冊チャレンジをしており、この機会に東工大らしく博識男子を目指しています。そして、「知性は顔に出る」と言われます、春休みを開けた僕は果たしてどんな顔になっているのでしょうか。全盛期のレオナルド・ディカプリオみたいな顔付きになっていることを期待しています。
さて、前置きはここまでにして今シーズンを振り返りましょう。今シーズンは“4戦3勝(うちクリーンシート2試合)、勝率75%”という圧倒的スタッツを残しました。最強の代と言って差し支えないでしょう。笑
4試合しか公式戦がなく学校の体育館もほとんど使えなかった今年度、そんな中我々ももう引退です。
周りが引退していく中で思うのが、最近高校時代やバイトの友人が就活などのE S(エントリーシート)作成に追われ、所謂「ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)」が無いと嘆いている人が多い事です。
それもそのはずで、思っていたよりも大学生活は一瞬で過ぎていき、特にやりたい事がなく受動的に過ごしていても単位は来るし、交友関係を広げずとも閉じたコミュニティでも楽しく生きて行けます。3年間で自分は成長したのか、変わったのか、意外と難しい部分です。
そんな中で僕はテックでフットサルをやれて良かったなと強く思います。サークルとは異なり僕たちは「勝利」を軸として練習をしていました。競合渦めく大学フットサルリーグの中でボコボコにされて悔しい思いをしたり、いい試合をしている時はアドレナリンがドバドバ出るのを感じました。楽しくやってはいるけど「勝負」に支配されている、その感覚が自分は好きでした。
自分は小中高とサッカーをやっていたのですが、中高校時代は自分の為というより監督の元でサッカーをしていました。そこそこ真面目にやっていましたが、正直そこに主体性はなかったように思えます。僕は高校時代全く主力ではなかったので、先輩の勝つ姿を見ても「早く俺らの代になんないかな〜」と白けている自分がいたり、練習試合をして失点しても俺がミスらなければいいやと思っていたり、、、部活動をしているというよりかは気の合う仲間との楽しいサークル活動のようなものだったのかも知れません。
そう言った点において僕はテックで主体的な活動ができました。戦術を話し合ったり、練習メニューを考えたり(少しですけど)、後輩に自分の学んだことを頑張って言葉にしてみたり、勝つという目的に向けて自分の中で役割・出来ることを模索した3年間でした。
自分は就活をしていませんが、もしも「ガクチカ」を聞かれたら僕は間違いなくテックでの活動を挙げるでしょう。普通の大学生が送るように好きなことを沢山し、色々な経験をする大学生活もしっかり送りつつ、部活動では弱小ながらも、練習時間が短いながらも勝利を目指して戦った経験は何事にも変えられない大きな経験だったと思います。
正直ずっとやってきた同期が居なくなってしまうのは寂しいです。僕はテックに残るのでみんな動きたくなったらいつでも一緒にフットサルをしましょう!
研究室つらい、就活だるい、卒論終わらん、、、ってなったら塞ぎ込まずに体育館来てフットサルして、セロトニンを沢山分泌してすっきりして下さい!!笑