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【監督ブログ】戦評 大学カップ初戦 (vs中央大学フットサル部)を振り返る


昨日、腰を強打したところを朝病院で見てもらったところ無事。ただの打撲でした笑

この日のためにとっておいた戦術「タカツ」を使うのは腰の調子的に危険だったので断念しました。。。

でも本当に、大学カップ出れて良かったですね。

では本日の試合を振り返ります。

結果から言うと2-3で敗戦しました。

(気分で適当に書いてるので文末のですます調が揃ってなかったりしますがご了承ください。)

ハイライト:2-3(1-1,1-2)

前半はセットプレーから松本のゴールで先制し前半を折り返しました。

後半序盤に同点ゴールを決められ振り出し(1-1)になるも隠岐の華麗なドリブルから勝ち越しゴールが決まり2-1。

その後、試合終盤に2点返され逆転され追いつくことが出来ず試合終了。

準備

今シーズンの練習は中央大に勝つための内容をオーガナイズしてきた。(計8回)

相手がハーフで引いて守ってくることは知っていたのでハーフの守備の攻略に注力して取り組んだ。

セットプレーは昨シーズンから全て刷新し、重点的にトレーニングをしてきた。

実際の試合と誤算

色々と誤算はありました。

具体的にどのような誤算であったかを言うと中央大にとって迷惑になってしまうので深くは言及しません。。

(お互い、戦術(戦略)での駆引きがあって非常に面白かったですね。僕らは最近、色々情報発信していますが、たまに相手を惑わせるフェイクニュースも混ざってたりします笑)

少し話がそれますが、中央大フットサル部の創業理由を知りたくて小澤くんと島田くんといろいろ話したことがあります。
やはり、この2人(大黒柱)が抜けたのは大きく感じますね。

反省、改善点

  • 決定力
  • ディフェンシングサードでの対応(トランジション)
  • セットプレー
  • 敵陣でのアイソレーション

決定力

実際に決まったゴールは2点だが、決定的なチャンスは幾つかあった。

その決定機を決めきれないのが課題として感じた。

ディフェンシングサードでの対応(トランジション)

ディフェンシングサードでのこぼれ球(クリアミス)によってピンチを招いたシーンが幾つか見受けられた。

プレー原則の確認とトランジションのオープニングへの理解をもう一度深めていきたい。

セットプレー

試合前にこの試合はセットプレーを意図的に獲得し、重点的に攻めるよう伝えた。

チームとして定位置攻撃の練習にあまり時間を裂けていなかったので、あえて再現性の高いセットプレーから得点を獲りたいという意図だったが、この試合では思ったようなセットプレーからのゴールは生まれなかった。(逆にFKを除くセットプレーからの失点が無かったのは良かった。)

形だけの理解ではなく、セットプレーの本質的な狙いや定義をもう一度チームとして確認したい。(僕個人のキッカーとしての判断、精度も課題があった。)

敵陣でのアイソレーション

前半は2-1-1のアイソレーションからの崩しが有効に働いたが、後半は相手のカバー(守備の回転)の意識が高まったこともあり、思うように機能しなかった。

アイソレーションからの位置的優位とコートを最大限に生かした敵陣攻撃をチームとして浸透させる必要性を感じた。

監督としての反省

試合前

試合までの監督としての準備はよく出来たという手応えを感じています。

試合前に速攻(1時間弱)で作ったモチベーションPVを流したりするチャレンジもしました笑(もう少しクオリティの高いPVを作りたいなーと思ったのと単純に素材不足を感じました)

なぜこれをやろうかと思ったかと言うと、海外含めたトップチームでは気持ちを高めるために試合前にPVを流す文化があると聞いて、テックのメンタルの課題を解決する一つの手段として良さげだと思ったからです。

試合中

正直、選手としてコミットしていた側面が大きく試合中は監督としての役目をあまり果たせられなかったなと感じます。

単純に僕のキャパ不足&選手兼監督は普通に難しいということです。


タイムアウトは意図的に使わなかったです。

タイムアウトは相手にも修正のチャンスを与えてしまうので極力ベンチで戦術的修正をするように務めた。

ただ、結果的には負けてしまっているので試合終盤でタイムアウトを使うべきだったかもと思っている。(選手との兼任だとこの判断が難しい)

試合後

負けた試合のときは色々言いたくなる気持ちもあるがあえて戦術的反省は何も言わなかった。(どっちにしろ言える雰囲気では無かった)

どうしても負けた後は感情的になりやすいので今後もこのようなスタイルをとりたいと思う。

  • 自信を持つこと
  • この試合で悪かった点を反省し次に繋げること
  • 悔しさを忘れず都大は勝ちに行くこと

この3点を簡潔に伝えた。

まとめ

今回は反省点を重点的に上げたが、勿論良いところもたくさんあった。

この1ヶ月ほとんどボールが蹴れない状態で客観的に見て厳しい状況であったが、相手に臆すること無く個人個人が自信を持ってプレーできたことは本当に良かったし、次に繋がる試合だったと思う。

あと、ベンチ入りしたメンバーがほぼ全員試合に出れたことも非常に良かったですね。

自分たちがリードし、アグレッシブに試合を進めていた時間帯があったからこそ、もっと良い準備が出来たら勝てたかもしれないという悔しさはあるが、もう過ぎたことなので次に切り替えたい。

負けたけど超楽しかった

引き続き活動自粛は継続しますが、出来る範囲でリーグ開幕に備えたいと思います。

応援よろしくおねがいします。

(あ。毎回試合後にこんな長いブログ書きませんよ。
大学カップだから力入れて書いています)

この記事を書いたプレーヤー
OB nobuhiro takatsu 高津 亘宏

フットサル戦術の研究者。 彼が運営しているフットサル戦術ブログのPV数は最近急上昇していて多くの人に読まれている。 フットサル戦術を学びたい人は必見だ。